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2009年10月11日

第5回講義〜多重変調方式1〜

講師ゆう今回は、多重変調方式について、見ていきましょう。
       多重変調方式は、例年、本試験で2〜3問出ています。
       試験全体のウエイトの10%ほどを占める単元です。
       合格するためには、押さえておく必要があるでしょうね。
      
       具体的に、問題を見ながら考えていきましょう。

hatena.gif  問:FM(F3E)通信方式について述べた次の文章のうち、誤っているものを選んでください。

a_blt021.gif @最大周波数偏移を凾、信号周波数をfmとすると、その変調指数は凾/fmで表される。
a_blt021.gif A伝送する信号が同じとき、AM(A3E)通信方式に比べ、占有周波数帯幅が狭くなる。
a_blt021.gif Bランダム雑音を復調器に入力すると、復調器出力の雑音電圧の大きさは周波数に比例する。
a_blt021.gif Cディエンファシス回路は、受信機の復調器のあとに挿入され、プレエンファシス回路と逆の働きをして、復調器出力の信号対雑音比(S/N)を改善する。


kapa07.gif答え以前に、問題の意味が分からんぞなもし。
      FM(F3E)通信方式って何ぞなもし?

講師ゆうFM(F3E)通信方式とは…


bullet004.gifFM(F3E)通信方式とは

講師ゆうまずFMとカッコの中のF3Eとは、同じことを言っています。

      FMというのは、ラジオのFM放送と同じものだと考えてくれたらいいですよ。

      F3Eは、FMの電波の型式のことです。
      電波法では、電波の扱いについて細かい規定が決められていて、それに従った表記をする必要があります。
      電波法の規則に沿って表記すると、FMがF3Eになるわけです。
      これについては、法規の時にまた詳しくやる予定です。

      ※電波の表記については、こちらのサイトが参考になります。
       http://www.jarl.or.jp/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/denpakeishiki.htm

kapa07.gifオラは、FMなんかより、AM放送が好きだぞ〜。

d_daruma_02.gifてやんでぃ。
     問題は、分かったからいいよ。

     選択肢@最大周波数偏移を凾、信号周波数をfmとすると、その変調指数は凾/fmで表される。
     この、変調指数ってなんなんでぃ。


bullet004.gif変調指数とは

講師ゆう変調指数とは、modulation indexの訳で、 変調のかかりっぷり というような意味です。
      信号周波数と最大周波数偏移の比で表します。
      例えば、信号周波数が1KHzで、最大周波数偏移が5KHzなら、変調指数は5になります。
       
       FM変調や、位相変調のときに、よく引き合いに出される指数です。
       変調指数を知ることで、占有帯域幅の広がりなどがつかめるようになるわけです。

kapa07.gif最大周波数偏移って何ぞなもし?


bullet004.gif最大周波数偏移とは


講師ゆう最大周波数偏移とは、周波数偏移の中でも、最大のところを指します。
       周波数偏移とは、周波数に変調をかけたときに、周波数が変化する度合いのことです。
       デベーションとも言います。
       周波数偏移が大きいほど、変調による占有帯域幅が広がります。
       占有帯域幅が広がりすぎると、隣接するチャンネルに影響を与える可能性があるので注意が必要です。

       以上をまとめて、「最大周波数偏移」とは、変調の最大の度合いである
       ということが言えます。
a_blt021.gif以上より、選択肢@は正しいといえます。


kapa07.gif次は選択肢Aぞなもし。
     A伝送する信号が同じとき、AM(A3E)通信方式に比べ、占有周波数帯幅が狭くなる。
     AMがポイントぞなもし。

bullet004.gifAM通信方式とは

講師ゆうAMのAとは、amplitubeの略で、振幅の意味です。
       周波数の振幅に変調をかけることで、通信を行います。
       ラジオのAM放送をイメージしてもらえれば良いと思います。

kapa07.gif浜村淳ぞなもし。

講師ゆうもしくは上沼恵美子ですね。
       それはともかく、AM通信は周波数の振幅を利用して変調をかけるわけですから、占有周波数帯幅は原則変化しません。
       FM通信と比べれば、当然FMの方が占有周波数帯幅が広くなります

a_blt021.gifそんなこんなで、選択肢Aは、FMの方がAMよりも占有周波数帯幅が広くなるので、間違い。
     この選択肢が答えになります。
     AMとFMの違いは、基本事項になるので、あやふやな方はしっかり押さえておきましょう。

bullet004.gif問題の解き方


講師ゆうこの時点で、選択肢Aが誤りと分かりました。
       また、この誤りは基本的な知識だけで分かるものです。
       ここまでくれば、他の選択肢は軽くなめる感じで見れば良いでしょう。

       一陸特にはいろいろなパターンの問題と選択肢が出てきます。
       その全ての内容をおさらいしていくのは、非常に時間と労力がかかります。
       みなさん、時間の無い中で資格の勉強を進めておられることと思います。
       効率よく勉強を進めていくことが大切な要素になります。

       その中で、答えとなる選択肢は、試験委員からのメッセージだと考えられます。
       答えとなる選択肢をしっかりと勉強することが、まず第一。
       余力に応じて、勉強する部分を増やしていくのが賢明でしょう。


a_blt021.gifでは、選択肢Bを見てみましょう。
     
     Bランダム雑音を復調器に入力すると、復調器出力の雑音電圧の大きさは周波数に比例する。

     これは正しいです。
     ふ〜ん、そんなもんかという程度でよいと思います。
     雑音と言っても、いろいろな雑音がありますから、あまり深く考えないようにしましょう。


a_blt021.gif最後に選択肢Cです。
    Cディエンファシス回路は、受信機の復調器のあとに挿入され、プレエンファシス回路と逆の働きをして、復調器出力の信号対雑音比(S/N)を改善する。

     プレエンファシス回路と、ディエンファシス回路とはペアで使われます。

     プレエンファシスによって強調された信号をそのまま再生すると、高域ほど強く再生されてしまいます
     そこで、ディエンファシス回路を入れることによって、正常な信号として再生できるようになります



   講師ゆう以上、いろいろ見て来ましたが、多重変調方式は一陸特の試験の中でも取り組みやすい分野ではないかなと思います。
          各方式の特徴を、問題を通じて理解していけば、確実に点が取れて行きます。
          

kapa07.gifふむ ぞなもし。

e_nfuefuki.gifぴゅ〜。
      

タグ:一陸特

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